パニック障害
パニック障害の治療は主に薬物療法と精神療法の組み合わせで行われます。
薬物療法
抗うつ薬
主にSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)が使用されます。効果が出るまでに3〜6週間程度かかります。セロトニンの作用を高め、パニック発作への不安や心配を軽減します。
抗不安薬
ベンゾジアゼピン系の薬剤が使用されます。即効性があり、パニック発作を中心とした効果があります。
精神療法
認知行動療法
パニック発作を引き起こす思考パターンを修正します。発作に対する恐怖や不安感を軽減する効果があります。
曝露療法
パニック発作の引き金となる状況や不安を誘発する状況に安心して対処できるようになる事を目指します。
その他の治療法
- 呼吸法とリラクゼーション技法の習得
- 規則正しい生活リズムの維持
- 適度な運動の実施
パニック障害の治療は通常外来で行われ、長期の休職は必要ありません。薬物療法と精神療法を敢行して、約7割の患者の症状が改善すると行われています。焦らず段階的に進むことが大切です。
藤沢さくらいクリニックでは、不調で悩んでいる方のご相談をいつでもお受け致します。
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